セラミックスの特徴について

セラミックスは、高温耐性や電気絶縁性、耐食性に優れた無機非金属材料で、真空装置部品においても重要な役割を果たしています。特に真空環境では、ガス放出が少なく、安定した性能を維持できるため、絶縁体や構造部品として多用されます。

代表的なセラミックスにはアルミナ(Al₂O₃)、ジルコニア(ZrO₂)、窒化ケイ素(Si₃N₄)、窒化ホウ素(BN)などがあります。アルミナは耐熱性と機械的強度に優れ、断熱材や電気絶縁体として使用されます。ジルコニアは高温環境での優れた耐熱性と耐摩耗性を持ち、セラミックナイフやシール部品に適しています。窒化ケイ素は高強度と耐摩耗性を持ち、構造材として信頼されています。窒化ホウ素は優れた潤滑性と耐熱性を持ち、高温環境での摺動部品や絶縁体として使用されます。

弊社では、お客様の用途に応じた最適なセラミックス材料の選定と加工対応が可能です。図面がなくても現物をお預かりし、リバースエンジニアリングで図面化いたします。ぜひ一度ご相談ください。

代表取締役 小松雄太

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です